
リオマッジョーレから始まる愛の小道の第1区間を歩いて マナローラまではおよそ25分、850m。
以前訪れた時の写真からピックアップして掲載します。
愛の小道の入場料は €3 ですが、CinqueTerre パス があれば無料になります。
また19:30以降もライトアップされ、無料になっています。
しかしながら、2011年10月にリグーリア地方を襲った洪水の影響が続いていて、残念ながら2018年の4月までの閉鎖となっているようです。マナローラ側の200mだけは開いているようですが…。
この愛の小道; Via dell’Amore は1926年から1928年にかけて、海抜数メートルの岩をくり抜くように作られました。よく落石注意と書いてあるくらい、地滑りや侵食からの修復・保守を繰り返しながら整備されてきましたが、その中でも今回の被害は甚大であったようです。
リオマッジョーレ側の入り口は青い傘の見えるBarのあるところからです。早速脱線いたしますが…
カフェはもちろん、チンクエ・テッレのレモンを使ったレモンチェッロや、そのオレンジバージョンのアランチェッロをいただきながら、ぼーっと海を眺めるのも最高です。あまりリラックスしすぎるとトレッキングする気が無くなってきてしまうのでご注意を…。
この時にカフェでかかっていた音楽がジェノヴァ出身の Ivano Fossati でした。カフェで働いてた女の子に教えてもらいました。さすがの地元愛ですね。
さて、Via dell’Amore を進んでいくと、潮騒に耳が、この透き通るブルーに目が奪われます。
Riomaggiore と Manarola の間の区間は比較的整備されていますのでとても歩きやすいです。
海岸の折り返しを眺めながらおしゃべりでもしながら歩いているとあっという間です。
岬の向こうに Manarola が見え隠れするところがあったり
これまた有名な キスと南京錠 のスポットがあったり…。
Manarola がだんだん近づいて、駅の上を渡ります。
Manarola を上から眺めるとこんな感じです。西向きの斜面に家が密集しています。
通りを下ってもう一つ先の岬まで行ってみます。
漁船が所狭しと路駐されているあたり、生活感がすごいですよね。
夏の間、港の近くの岩では日中は子どもたちが飛び込んでました。
気持ち良さそうです。
それを脇目に もう少し進んでいくと岬の見晴らし台があり、マナローラ を振り返って眺めることができます。
ちょうど到着した時間が夕陽の沈んでいく頃でしたので、時間の経過とともに変わっていく風景を眺めることができました。
建物に明かりが灯るとまた違った感じになりました。
潮風が日中とは違って静かな波の音を運んできます。
ぶれてしまってるのが残念ですが、夜の一品はこの地方でよくとれる Cozze; ムール貝とトマトのパスタ にしました。
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