
前回『Cinque Terre、世界遺産に泊まる。』にて簡単ながら世界遺産のチンクエ・テッレまでの行き方をまとめました。
ので、村ごとにもどんな感じの風景かというのもお伝えできればと思い、初夏に訪れた時の写真からいくつかご紹介します。
まずは前回に引き続いて Riomaggiore; リオマッジョーレ がどんな感じだったか、です。
リオマッジョーレ駅をトンネルが見える角度で。
初めて到着した時、トンネルの中で止まるのでビックリします。
そういえばその初めての時、乗り合わせた Carozza(カロッツァ; イタリア語で車両のこと)が北アフリカの人99%:日本人ひとりという面白い状況だったのを思い出しました。皆さん水色のプラスチックバッグにマスクなどいろいろな民族的なアレコレをつめたのを棚の上に乗せていて、みたことのない光景でした。
地層好きにはたまらない?すごい隆起の岸壁;lo Scoglio ロ・スコーリオ。
Via dell’amore 愛の小道からよく見えます。というか、ひたすらこんな感じです。
観光客がたくさん日光浴していて、その人間とのスケール比で高低差がどのくらいか、想像できるかと思います。
このアクセスのしづらさこそ天然の要塞として利用されてきたこの場所の歴史なのです。
港のあたりの写真を3枚使ってパノラマ画像にしてみました。
岩礁に食い込むように家屋が密集している様子がわかるかと思います。
たくさんのボートが並んでいます。まさに漁村の風景ですよね。
少し高い場所から村のメインストリート方面を見下ろすとこんな感じです。
左側に写った教会よりもやや上に道路が通っています。
リオマッジョーレのメインストリート、コロンボ通りを見上げた風景です。
電車の到着待ちの朝に撮影しました。曲がり角の手前に八百屋さんが見えてますね。
メインストリートのコロンボ通りも結構な坂ですが、わきに逸れて行く道はどこもこんな感じでした。
足腰がかなり鍛えられます。
この写真はコロンボ通りを真ん中あたりまで登った時に振り返って撮影したと思います。
丸い時計の付いているのが Castello、お城です。
それとトラックの緑色の向こうに見える木製のひさしのあるところが Pizzeria。
こんな感じです。暑い夏には最高です。ビールが!!
イタリアではあまり口にしないのですが、この時だけは格別でした。
働いてた女子が英語で他の観光客のオーダーとっていたので話しかけてみたら、オーストラリアからと言ってました。
今思えばネーロかもしれないですけどね。
リオマッジョーレの Chiesa; 教会です。
花の時期は本当キレイです。
インテリアはこんな感じ。ストライプが印象的。
海洋都市の文化圏に所属していた歴史がここにも色濃く残っています。
屋根部分の見上げ。このようなスタイルはピサにも残っていました。
ピサの紹介はまたそのうちに。
Cinque Terre はできるならば急がずに、ゆったり流れる地中海の時間と、風や波といった自然のリズムに身を委ねることが良いのかな、と思います。
またそうしなければ世界遺産に選ばれた理由が見えてこないかもしれません。
なにしろ土着の生活様式があまり変わらずに残っていたことが選ばれた理由ですから。