クリスマスのボルツァーノを歩く
昨晩の納会 から一夜が明けて、
外は ピンッ と張り詰めた冬の朝の空気でした。
しかも ミラノとは違う、山の感じの。
せっかくなので散歩に連れて行ってもらった。
コルピンハウスからちょっと歩くと、川沿いの草木が凍っているのが見えました。
失礼な話だが、山間部の小さな町にかなり現代的な建築があり、
また景観とのバランスが良かったのは意外で面白い。
自転車道の整備のされ具合も現代アートのよう。
植栽のバラはこんな風に凍っていた。花びらの残ったまま。
葉が多く残っている植栽の方は、葉の周囲だけが霜がついていて、
幻想的な色合いを醸し出していた。
氷の下の生命力を感じる緑から、クリスマスのような深い赤色までのグラデーション。
少し視界の開けたところには 葡萄畑とお城があります。
このお城もイタリアの雰囲気ではなくて面白い。
手前の木には何やらオレンジ色のものがある。
カメラのレンズを望遠に切り替えて撮影してみると…。
たぶんあれは柿の木。
イタリア人も大好きな柿 “Kachi”。
イタリアの友人は、一個だと「カコでしょ?」という。
いやいや、そりゃおかしいだろう(笑
柿は一個でもカキ。
もうしばらく歩くと ボルツァーノの朝市に到着。
せっかくなのでいろいろ物色してみることにした。